コレクション: 練乳いちご大福

酸味と香りのバランスの良い静岡県産紅ほっぺを最大限生かすため開発した練乳餡。一口食べればジューシーな苺の果汁と練乳の優しい甘さが口の中に広がります。大きく熟した苺をもちもちの羽二重餅でふんわりと包んだ、この時期だけの贅沢です。

商品の詳細を見る

こだわりの鮮度・旬を迎える伊豆産「紅ほっぺ」

紅ほっぺ栽培の様子

石舟庵では、JAふじ伊豆との協力により、農家の方々が収穫した「紅ほっぺ」を集荷・品質をチェック。選別されたものを、自社便にて工場へ直送します。
産地ならではの一般流通を経ない新鮮な「紅ほっぺ」が持つ色・艶・みずみずしさをお菓子に閉じ込めています。

この紅ほっぺは、「あきひめ」と「さちのか」の交配によって生まれた静岡の苺ブランドです。
大粒で、甘みとほど良い酸味が調和した、こくのある濃厚な味わいで、果肉の中心まで赤くなり、香りがいいのが特徴です。ほっぺは落ちるほど美味しいことから「紅ほっぺ」と名づけられました。11月頃から出荷がはじまります。

紅ほっぺに魅力を活かす「練乳餡」の開発

いちご大福を石舟庵で販売しようとしたときに、紅ほっぺと粒餡を合わせたところ青臭さが出てしまい相性が悪く、練乳餡なら相性がいいのでは?と試作をスタートしたところが始まりです。白餡に練り込むものが練乳だけだと、単純な味になりただ甘い餡になってしまった為、練乳のほかに生クリーム、エバミルクのコクを加え、紅ほっぺの程よい酸味が引き立つよう仕上げました。原料を入れるタイミングや熱を入れるタイミングなど試行錯誤を繰り返し、紅ほっぺに合う練乳餡が誕生しました。

紅ほっぺをより美味しく食べられる苺大福のかたち

石舟庵の「練乳いちご大福」は練乳餡に包まれた「紅ほっぺ」を羽二重餅で挟む形となっています。お雛様のように「紅ほっぺ」が赤い顔をのぞかせているような可愛らしい印象に仕上げています。これは、可愛らしさだけでなく紅ほっぺの甘酸っぱい味わいをよりダイレクトに感じられるようにするためです。食べた瞬間に、紅ほっぺ果汁がジュワっと広がり、その後に羽二重餅の食感、練乳餡のミルキーな味わいが広がります。

ひとつひとつ、手包みでおつくりする

練乳いちご大福を手包みしている様子

職人が紅ほっぺを一粒ずつ見て、色が赤く白身の少ないもの、形が細長く、まん丸ではないいちごを選定し、手包みで仕上げています。紅ほっぺを練乳餡に包むときは紅ほっぺが見えるように、羽二重餅に包むときは、練乳餡と苺が主役に見えるようにこだわり、丁寧にひとつひとつ手で包んでいます。

多くの工程を手作業で行っているため大量生産には向かず、1日3,000個ほどのしか製造できませんが、機械では表現できない可愛さや手包みならではの暖かさを大切にしています。

商品が見つかりません
絞り込みの数を減らす、またはすべて削除する